グランドデザインとは
2004年10月、社会保障審議会は、突然今後の障害保健福祉施策について(グランドデザイン案)を発表しました。 *厚生労働省HP参照
支援費制度ができてまだ2年も経過していない中、出された案は、今後提供される障害者福祉サービスの内容についても重大な変更をもたらします。
その中味について少しふれたいと思います。
まず、障害者福祉サービスの体系が大きく変更されます。
1 今までの応能負担から応益負担になる。 サービス利用ごとに1割負担が想定されている。また、市町村がサービス提供の中心となり、国の公的責任がますます後退する。
2 福祉施設が「住まいの場」と「日中活動の場」に分割される。
知的障害者の場合現在、全国で10万人以上の人が施設で生活しているが、「障害者は地域で生活する。」という方向にますます進んでいくであろう。
しかし、障害が重度の人の場合、グループホームでも受け入れが難しいというのが現実であり、保護者の中には不安を持つ人も多くない。
障害者ケアマネジメントの考えの導入ーしかし、介護保険制度のケアマネの場合、ほとんどが老人が専門であり、障害者の専門家のケアマネは少ないのが実情である。
しかし、これらの案を見る限り、国の財政問題が大きく横たわっていることは事実であり、障害者への安易な負担の押し付けとみる当事者も多く見られる。
今後の動向に注意が必要である。 障害者自立支援法案